11月21日(金)14:00より、2階地域交流ホールで、絵手紙教室が開催されました。
講師の先生はおなじみ、うつくしま絵手紙の会の皆さんです。
今回のテーマは「年賀状」です。来年の干支や、富士山などおめでたい絵柄が揃い、思い思いの色で描きました。
Eさん、Sさんは隔月で行なわれる絵手紙教室を楽しみにされており、今までほとんど無欠席です。色遣いが素晴らしい、と先生方にほめられました。
うれしいですね~。皆さんが描いたかわいい羊を見ると、来年が来る事が本当に待ち遠しいです。
Mさんの前にあるのはオレンジジュースではありません。きれいな色ですね。Mさんはいつも真剣な表情で一生懸命描いています。
Tさんは来年の2月で98歳になられます。絵手紙を息子さんに見せてほめてもらえるのが、見ていてとても微笑ましいです。今回もとても意欲的に筆を持って描いています。
次に、いろいろな色に紅葉した葉を、共同作業で一本の木に張りつけていきました。
立派な一本の木が完成したので玄関に飾りました。皆さんぜひご覧になって下さいね!
ここで、ぜひご紹介したい絵手紙があります。
Wさんの描いた絵手紙です。
Wさんは身体に障害を抱えてはいましたが、いつも穏やかに自分のペースで過ごされ、職員にも優しく接して下さる素敵な紳士でした。昔は皆さんの安全を守る真面目な警察官だったそうです。
Wさんは2年ほど前から当施設に入居されていましたが、先月お亡くなりになりました。
ご家族がまず取りに来られたのは「絵手紙」・・・ここで過ごしたWさんの晩年の様子を、葬儀に参列して下さる皆さんに伝えたいとの事でした。ご家族の思いのとおりに、皆さんにご覧になって頂けたそうです。娘さんたちはとても喜んで下さいました。
教室が終わってから、講師の先生方にもこのエピソードを紹介させて頂きました。
「一期一会だね・・・。」「皆さんから逆に元気を頂いています。」と、先生方からもいろいろな声を頂き、本当にありがたいと思いました。
次回は1月です。先生方、また来年もお付き合いのほど宜しくお願い致します (*^。^*)