新たな一年が幕を開けました。
入居者の皆さんそれぞれが、できるだけ健康で、「今日も一日良い日だったな~」としみじみ床に就けるような毎日が送れますよう、職員一同努力していきたいと思います。
三が日はほのぼのと暖かく、穏やかな天気でしたが、今日は一転、雪になったり雨になったり・・・風も冷たい郡山市です。ご家族の皆様も、面会の際はくれぐれも気をつけてお越しください。
*先月の作品クラブで色付けした酉(とり)の張子です。
今年最後の料理クラブは、3人の入居者さんと「伊達巻き」と「栗きんとん」を作りました。
最初から最後までバタバタしていた今年最後の料理クラブ。そんなクラブ活動の様子をご紹介します。
クラブ活動はユニットにお迎えに行くところから始まります。
ふじばかまユニットにKさんを迎えに行くといない!! リビング待機って言ったのに~
と思っていると、なんと!!リビングはリビングでも、くずのはなユニットのリビングにいました(笑)
参加者もそろい料理クラブが始まります。
☆Tさんの伊達巻き作りレポート☆
1、はんぺんを細かくします。 Tさん「こんなの簡単じゃん」 一瞬で終わりました^_^;
2、卵、はんぺん、砂糖などの調味料をミキサーにかけます。 Tさん「これ疲れるね~」
3、フライパンに流し入れます。 Tさん「何作っているの? こんなんで本当にできるの?」と不安そうです。
4、トントントン。空気を抜きます。 Tさん「本当にこれ大丈夫?伊達巻きには見えないけど・・・」 まだ疑っています。
5、アルミホイルでフライパンを覆い、15分蒸し焼きにします。
時間が少しあったのでTさんは、体操をしに一旦、ユニットに戻りました。
6、焼けたら(若干、焦げたのはご愛嬌で)、巻いて輪ゴムで止めます。冷めたら切り分けます。
☆Kさん・Oさんの栗きんとん作りレポート☆
1、さつまいもの皮を剥きます。
2、茹でて、さつまいもを潰します。
・・・・
Kさんは、「自分の仕事は終わったから終わり!」 そんなことをいいながらも、まだ終わっていないOさんのお手伝いをしてくださいました。口では厳しいですが、心の優しいKさんです。甘酒を飲んでお部屋に戻られました。
Oさんは、Tさんが体操に行ってくるとのことで、後をついて行ったまま行方不明です(笑)
気付けば、3人ともいなくなり事務のWさんと私(管理栄養士S)の2人っきりです。
なんか、さみしいね~と言いながら焼き上がり・茹であがりを待ちます。
数分後・・・
Oさんのいるききょうユニットから内線が! 「さっきからOさんこっちにいるんですけど・・・大丈夫ですか?」
無事、保護されたようで何よりです♪
そんな女性陣の仕事を最後までしてくれたTさん。 (ちゃんと戻ってきてくれました♪)
栗きんとんも出来上がりました。
お皿に盛って、他の入居者さん達に配ります。 (写真は撮り忘れてしまいました。すみません。)
とっても甘い栗きんとんは、「もっとないの?」と大好評でした。
今回は、いろいろなハプニングがありましたが、それもいい思い出です。
下亀田紀行では、毎週水曜日の午後、1時間程時間を決めて職員が集まり、環境整備をしています。
これを、「クリーンデー」と呼んでいます。
昨年度のクリーンデー実施報告書によると、草刈りや、窓の清掃、クモの巣取り、倉庫内整理、、、、等々を実施しました。
中でも大切にしているのが「車椅子清掃」、昨年はのべ81台の車椅子をきれいにしました。入居者様の愛車を清潔に保ち、かつ点検を兼ねています。開設から5年がたった今でも、ほとんどの車椅子がきれいなのが密かにみんなの自慢★です。
フットレスト(足を置くところ)は取り外して入念に洗います。ごはんの食べかすや髪の毛、ホコリがたまりやすい所です。施設長が上手なので、ネジを取り外して、洗い、また取り付けています。
ピカピカになったら、いつきれいにしたのか分かるよう日付を貼って終了です。
「飼っている犬がさあ~・・・」「中学生の娘がさあ~・・・」「〇〇さん(育休中の職員)も、今頃きっとクリーンデーやりたいだろうね!」など、楽しく話しながら作業しました。
今年の作業はこれで終了です。
「平成28年度 第2回 定期勉強会」が、12月7・14・21・28日と、計4回開催されました。
「定期勉強会」は、当施設における以下の委員会より、それぞれのテーマに基づいて、全職員を対象に実施する勉強会です。例年通り、平成28年度も6月と12月にそれぞれ4回ずつ実施する計画でした。
今回の内容です。
①身体拘束防止委員会⇒『施設における高齢者虐待とストレスマネジメントについて』
②事故防止委員会 ⇒ 『転倒・転落時の対応について』
③感染防止委員会 ⇒ 『感染シュミレーションの実践』
④褥瘡防止委員会 ⇒ 『体圧測定、圧抜きの仕方を知ろう!!(実践編)』
どの委員会もパワーポイントの資料や、実技を取り入れて、全職員に伝えたい内容を工夫してまとめていました。特に今回、反響の大きかったのが、④の褥瘡防止委員会の内容です。
実際に参加者が (株)ケープ 携帯型接触圧力測定器 「パームQ」 を用いて、体圧を測定し、褥瘡発生リスクをアセスメントします。
次に、コンビニ袋を用いて手軽にできる圧抜き(背抜き・腰抜き・足抜き)等の実践をしました。
この圧抜きをこまめに実践した事により、医療機関に入院中にできた褥瘡を1ヶ月で完全に良化する事ができたMさんの写真を見て、一同感動!!(写真は説得力抜群でした) 昨日面会に来て下さった奥様や娘さんに伝えた所、「良かった!!」と大変喜んで下さいました。
褥瘡防止委員会では、このMさんの褥瘡が治癒した事により、念願だった“下亀田紀行褥瘡ゼロ!”となるため、今後は褥瘡形成を未然に防げるよう全ユニットでこまめな圧抜きの徹底を目的にしたいとの事でした。
当施設では、全ての内部研修実施後に必ず参加者アンケートを取り、まとめた結果を報告書として配布しています。(以下、質問項目です)
*研修に参加しての感想は?(印象に残った内容や発表者)
*普段のケアで自分なりにどう生かせると感じたか?
*各委員会活動への意見・要望は?
★PDFでアンケート結果をご覧ください⇒ H28 第2回 定期勉強会 褥瘡防止委員会 報告書
今後、他の委員会の様子もレポートしていきたいと思います!!!
クリスマスも終わり、今年もあと少しとなりました。
来年2017年の干支は、「酉」!!
作品クラブでは、干支の張子作りを行いました。今回は、新しいメンバーのFさんとOさんが参加しました。
機能訓練士Hさんが写真を見せながら、説明します。
この張子は張子で有名な西田町にあるデコ屋敷から特別に譲っていただいたものです。これに色をつけていきます。デコ屋敷の方、ありがとうございます(^o^)
「できっかなぁ~」と不安そうな2人でしたが、説明が終わりいよいよ作業に取り掛かると・・・
Fさんは気合を入れて上着を脱ぎ、腕まくり。(薄着で寒くないのかなぁ~^_^; )
Oさんも「できっかな~」といいながらも大胆に筆を走らせていました。
最後の仕上げです。酉の目を!
一足先に完成したOさん。Fさんに「私のとっとちゃんどーぉ?」と話しかけています。
「上手!」とお褒めの言葉をいただきました。
そんなFさんも着々と完成に近づいてきました。
「目が・・・」「口が・・・」と笑いながら、終始和やかな時間でした。
最後に笑顔で写真を☆