記事アップが少し遅れてしまいました・・・すみません。
隔月恒例の「絵手紙教室」が開催されました。
安達アツ子先生率いるうつくしま絵手紙の会の先生方が、元気にいらしてくださいました!
「また去年みたいに、下亀田紀行の庭の桜、色がとってもきれいだから、手折っておいてね」
と、先生に事前に言われていたので、施設長が取っておいてくれました。
当日取ろうと思ったらすっかり散ってしまっていたので、前もって取っておいて本当に良かったです!(なぜか下亀田紀行の桜は、他より早いのです・・・)
「こんなに、咲いたんだない、春だない。」とSさん。実物を触って、質感を確かめます。
安達先生が夜なべして作って下さった、「桜の花びらの消しゴム印」。皆さん、自分のなかの春をイメージして、押していきます。ひとつひとつ、花びら模様がちがうんですよ!
初めて参加のTさん。ここに来る前は、病院で毎日、一生懸命リハビリの日々でした。
入院中、利用前の実態調査に行った時には、
「これからは、リハビリだけの毎日ではなくて、退院したら、今の自分でもできること、楽しいって思えることがしたいんだ。」
と、教えてくださいましたね。先生とたくさんおしゃべりしながら、絵手紙を楽しんでいる様子を見ていたら、ふとその時の事が思い出されて・・・、胸が熱くなりました。
少しずつ、Tさんらしい毎日が送れるようにこれからもお手伝いさせて頂きますね(*^_^*)
いよいよ、色付けです。皆さんとっても真剣です。
Nさんは、顔彩(がんさい・絵手紙を書く時に使用する色材)ではなく、マジックを使用して一生懸命色づけされていました。
Kさんは、お花が大好き。ずっと眠たそうだったのに、桜の花を見たらぐっと目を開いて、筆を持たれました。先生はびっくりされ、「お花が大好きなんですね!」との事。好きなものは意欲につながります。
「お元気ですか。壮健です。」と綴られたYさん。きっと、遠くに住むご家族に向けての言葉だと思います。
皆さんの作品は、1階廊下に展示してありますのでどうぞご覧ください。
玄関には、以前絵手紙教室でみんなで合作した桜と、今年機能訓練指導員Hさんとみんなが作った作品が飾られています。こちらもぜひご覧ください。