10/26 懐かしい我が家へ・・・

Kさんの娘さんから生活相談員に電話が入りました。

「寒くなる前に、父を家に連れてってあげたいの。父親が一人で住んでいた家だから、そのままになってるからさ。」

「でも、膝が痛くて歩けないって言うし、家の前、すごい坂でしょ~、どうしたらいいんだろう・・・。好きだったものを家で、食べさせてやりたいんだよね~。」

担当介護員Kさんにさっそく相談 ・・・ 「いいですよ!手伝いますよ!」

やっぱりそう言ってくれると思った!

10:30 出発です。お天気は快晴!

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そして施設長はいつも率先して運転してくれます ・・・ ショートステイでよく送り迎えに行った、馴染み深いお家です。

 

10:55 自宅着。自宅前の急な坂道を、杖を使って担当介護員Kさんに脇を介助され、膝の痛みを我慢して、ゆっくり、ゆっくり、登ります。

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自宅では娘さんが好物の「肉じゃが」「さばの味噌煮」を作って待っていてくれました。

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懐かしいこたつに座り、周りをキョロキョロ・・・少し落ち着かない様子です。職員はいったん戻ります。

 

14:55 お迎えのため、自宅に到着。今度は担当介護員に代わり、機能訓練指導員のHさんです。誰よりも頼りになる存在です。

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下り坂は転倒の危険が高いと判断し、車椅子を持参しました。

 

自宅では、娘さんと曾孫さんとゆっくりと楽しそうにしていました。自宅で食べる食事はおいしく、ご飯をお代わりし、パンも召し上がったとの事。娘さんはとても嬉しそうに教えてくれました。

 

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「また暖かくなったら帰ってこられるよう準備をしておくからね!」とご家族に見送られて名残惜しそうに帰路に着きました。

 

特別養護老人ホームは皆さんが安心できるお家で在りたいと考えています。

でも、ご自宅はやはりそれ以上に、皆さんにとってかけがえのない場所です。

今回のような要望があれば、職員はできるだけご協力できればと考えていますので、どうぞご相談ください!お待ちしています。