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職員研修「平成27年度 第3回 伝達研修」

平成27年11月25日(水)16:00より、「平成27年度 第3回 伝達研修」が開催されました。

伝達研修とは『外部研修に参加した職員が習得してきた知識や技術を職員全体に伝達し、それを共有すること』が目的の研修です。

平成27年度(今年度)は、7月・9月・11月・来年2月、と計4回が研修計画にもりこまれています。1回の伝達研修で、3名の職員が講師になります。

 

では、今回の報告です。

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まず初めは、介護職員Wさんの「平成27年度 ノロウイルス対策講習」です。

感染すると胃腸炎を発症し、体力のない高齢者はしばしば重篤な状態に陥ります。高齢者施設で集団感染を起こさない事は、大切な使命です。

Wさんから、新型ウイルスについての説明があり、“従来型よりも感染力がある事、迅速診断検査キットでの検出感度が低い事”などが分かりました。

Wさんより、「皆さんの体調を観察し変化があれば感染症を疑い素早い対応をする事、基本的な手洗いなどをきちんとする事、職員自身の健康管理をしっかりする事が大切である」とのまとめがありました。

手洗いの時間は、少し前までは20秒間、が基本でしたが、最近では「30秒以上」と変更になったそうです。参加した職員で実技をしましたが、30秒は意外と長いですよ!汚れが残りやすい箇所を意識して、しっかり洗いましょう(*^_^*)

 

次に、看護師Iさんの「社会福祉施設等における感染予防と対策」です。

これまた感染が怖い、インフルエンザについての感染予防と対策についての説明でした。

感染予防ももちろん大切な事ですが、「感染者が発見された場合」どう動くか、を振り返る大切な機会となりました。

 

次に、介護支援専門員Kさんの「現場で活きるケアプランの作り方 ~施設ケアマネジメントの展開における介護支援専門員と生活相談員の役割~」です。

Kさんは、介護員と施設介護支援専門員とを兼務しています。

意外と知られていない、施設での介護支援専門員の仕事の内容から、介護支援専門員の資格をとる実際の流れ、アセスメントの重要性と具体的な書き方、そのアセスメントがあってこそ入居者ひとりひとりに有効な施設ケアプランができ、多職種協働できること・・・などを、とても分かりやすく説明して下さいました。

研修後のアンケート結果によると、いずれは介護支援専門員(ケアマネ)になりたい!ケアプランを作ってみたい!と希望している職員が多いので、とても参考になったようでした。

 

次回は来年2月です。

今度はどんな内容の研修になるのか?誰が講師になるのか?どうぞお楽しみに☆