大切な命をお預かりする施設として、さまざまな災害を想定しての訓練や機器の点検などは欠かせません。
最近は特に火災だけでなく、地震や水害などの天災をも想定し、万一の場合できるだけ「想定外の事が起きた」と言わずに済むような対応ができるようにと検討しています。
下亀田紀行は2階建ての建物です。今回は身体の不自由な高齢者ができるだけ安全・迅速に避難できるよう、エレベーターが使えない際に階段を使用する事を想定して訓練を行ないました。
用いる道具はこれです!簡易担架です。
近くにある、ミドリ安全株式会社の方が協力して下さいました。救助するための担架を2種持参して下さいました。
こちらは上記の物と違い、3秒で炭酸ガスを注入するエアバッグ式担架です。
実際に階段を移動してみます。
比べてみると、エアバッグ式担架は炭酸ガスが入る事で平面部分が安定し、搬送する際に運ぶ人・運ばれる人、双方にとって負担が軽い事が分かりました。
今後もさまざまな状況を想定し、みんなで意見を出し合って、少しでも有効な訓練を行なっていきたいと思います。