伝達研修とは『外部研修に参加した職員が習得してきた知識や技術を職員全体に伝達し、それを共有する事』が目的の研修です。
平成30年度は、7・9・11・翌年2月と、計4回が内部研修計画にもりこまれています。今回は今年度初めての第1回目です。
今回は2名の職員が講師となりました。
さっそくご紹介します。
まずは、介護職員Wさんの、「介護職員の接遇マナー」
施設ケアで求められる “顧客満足” ・・・ それに応えるための心構えや、人と接する上での基本的マナーを細かく伝えて頂きました。
私が特に興味深かったのは、電話の対応です。
顔と顔を合わせずに、必要な情報を伝え、真心を伝える。とても難しいことですが、心して取り組もうと思います。
Wさんは初めての講師経験でしたが、資料をきちんと期限内にまとめ、わかりやすく皆さんに伝えていました。とても素晴らしかったです。
次は、施設長の「苦情となった事例の検討」です。
実際に他施設で起きた事例について、みんなで考えながら学びました。
特に事故など何か起きた際、ご家族への対応がとても重要となってきます。クレームはそのまずさから生まれるものである事が分かりました。
ひとりひとりの職員が普段からご家族と関わる上で気をつける事を再確認できました。そしてまた、実際の事例の重みを参加者全員感じる事ができました。
第2回の伝達研修は9月を予定しています。