「平成28年度 第2回 定期勉強会」が、12月7・14・21・28日と、計4回開催されました。
「定期勉強会」は、当施設における以下の委員会より、それぞれのテーマに基づいて、全職員を対象に実施する勉強会です。例年通り、平成28年度も6月と12月にそれぞれ4回ずつ実施する計画でした。
今回の内容です。
①身体拘束防止委員会⇒『施設における高齢者虐待とストレスマネジメントについて』
②事故防止委員会 ⇒ 『転倒・転落時の対応について』
③感染防止委員会 ⇒ 『感染シュミレーションの実践』
④褥瘡防止委員会 ⇒ 『体圧測定、圧抜きの仕方を知ろう!!(実践編)』
どの委員会もパワーポイントの資料や、実技を取り入れて、全職員に伝えたい内容を工夫してまとめていました。特に今回、反響の大きかったのが、④の褥瘡防止委員会の内容です。
実際に参加者が (株)ケープ 携帯型接触圧力測定器 「パームQ」 を用いて、体圧を測定し、褥瘡発生リスクをアセスメントします。
次に、コンビニ袋を用いて手軽にできる圧抜き(背抜き・腰抜き・足抜き)等の実践をしました。
この圧抜きをこまめに実践した事により、医療機関に入院中にできた褥瘡を1ヶ月で完全に良化する事ができたMさんの写真を見て、一同感動!!(写真は説得力抜群でした) 昨日面会に来て下さった奥様や娘さんに伝えた所、「良かった!!」と大変喜んで下さいました。
褥瘡防止委員会では、このMさんの褥瘡が治癒した事により、念願だった“下亀田紀行褥瘡ゼロ!”となるため、今後は褥瘡形成を未然に防げるよう全ユニットでこまめな圧抜きの徹底を目的にしたいとの事でした。
当施設では、全ての内部研修実施後に必ず参加者アンケートを取り、まとめた結果を報告書として配布しています。(以下、質問項目です)
*研修に参加しての感想は?(印象に残った内容や発表者)
*普段のケアで自分なりにどう生かせると感じたか?
*各委員会活動への意見・要望は?
★PDFでアンケート結果をご覧ください⇒ H28 第2回 定期勉強会 褥瘡防止委員会 報告書
今後、他の委員会の様子もレポートしていきたいと思います!!!